化粧品子のブログ

登録販売者、化粧品一級スペシャリストの損しない成分解析ブログ

リクエスト。最近話題の潤い成分!

 
 
リクエスト第二弾!
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最近よく聞く話題の成分
🌸スイゼンジノリ多糖体🌸
 
↓とてもうれしいメッセージを送って下さった読書様から画像を提供して頂きました。
綺麗に並べてもらってありがとうございます(^-^)
 
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↑前回はこちら、熊本の会社の化粧品、
ネイチャー生活倶楽部の化粧水を解説しました。
 
今回は1番右のサクランという原液っぽい、美容液の解説と、エッセンス乳液を解説したいと思います。
 
個人的な見解です。
まず、サクラン、別名スイゼンジノリ多糖体の成分はとてもシンプル。
水、スイゼンジノリ多糖体、カプリリルグリコール、1ー2ヘキサンジオール、フェノキシエタノール
以上。
普通、美容液でも 水、PGや、BGなどの保湿剤が2番目に配合されているなか、
こちらは原液感の濃さが伝わってきます!
ちょっと化粧水よりも少ない感じもまた、原液感出てますね(^-^)

 

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🌷スイゼンジノリ多糖体、サクランとは?🌹
 
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スイゼンジノリから抽出した分子量約2000万の高分子多糖体です。スイゼンジノリは、九州の阿蘇山系の伏流水で育つ非常に珍しい藍藻です。

 

【特長】

・保湿効果

・被膜形成

・肌のキメを整える

・抗炎症効

🌹ヒアルロン酸の10倍の保水力

様々な分野で注目を集めているスイゼンジノリですが、テレビでも紹介されているその驚くべき点は、なんといっても保水力の高さです!
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スイゼンジノリから抽出されるスイゼンジノリ多糖体、通称サクランは、たった1gで6リットルもの水を取り込むと言われています。

6リットルって、すごすぎますね。

 

ヒアルロン酸の、約5倍の威力なんだとか。

 

スイゼンジノリ多糖体、サクランは覚えておきたい成分ですね!

↓普通の皮膚。

 

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サクランを塗布した肌。↓
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サクランは非常に高分子(分子サイズはマイクロサイズ)であるため、

 

結果としてナノの厚さの非常に緻密な膜を形成します。

 

 

🌹バリア機能強化してくれる🌹

 

サクランが肌の上でバリアを作ることで皮膚から蒸散される水分を吸着し、

皮膚を外部刺激やアレルゲンから守ることが出来ると考えられています。

 

 

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アトピー性皮膚炎患者への塗布実験で、 

 

サクランの持つ皮膜形成能により外部刺激等から保護された炎症部位は、ステロイド塗布よりも症状が緩和されるという結果が出ております。

あと、アトピー性皮膚炎の方は、セラミド、特にセラミド1を作り出す力が極端に少ない為、

カサカサした赤みのある肌になってしまいます。

 

忙しい方は1番下にまとめを書いてますので、スルーして下さいねっ(^-^)

 

いずれも肌に優しい保湿兼、抗菌目的の成分。

 

🌹カプリリルグリコール🌹

 

無色透明の液体でわずかなにおいのあるグリセリンと同等の保湿力を有する保湿剤です。

アルカンジオールの一種で抗菌性に優れている多価アルコールです。

同濃度のメチルパラベンと比較して皮膚刺激性が低く、防腐剤を使わない化粧品に使用されたり、防腐剤の濃度を減らしたい化粧品に組み合わせて使用されています。

 

 

🌹ヘキサンジオール🌹

 

水やエタノールによく溶ける無色透明の保湿剤です。

 

グリセリン、BG、DPGと性質が同じで同じくらいの保湿効果や抗菌力があります。

 

 

ただし、他の保湿剤よりも抗菌力が優れており、製品の保存性を高める効果にも優れているので、防腐剤を使用しない防腐剤フリーやノンパラベンの化粧品によく使用されます。

 
次、乳液!
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↑左から3番目の乳液です。
成分は下記の通り。

 


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酸化しにくい安定性の高いスクワランに、刺激や乾燥の少ない乳化剤、
 
🌹リン酸K  ph調節、抗酸化、過酸化脂質抑制🌹
 
 

 

リン酸と塩化カリウムを反応することで得られます。

また、ビタミンCとビタミンEを、リン酸によって結合させたビタミンC・ビタミンEの誘導体"(アスコルビル/トコフェリル)リン酸K"です。ビタミンCとビタミンEが同時に働きかける、抗酸化と保湿の成分です。

ニキビや、老化の原因、過酸化脂質を抑えるには、ビタミンEとビタミンCをつないだリン酸Kが効果的と言われています。

単体や混合で塗布するよりも、約3倍以上の力を発揮します。

 

🌹ソウハクヒエキス  美白、抗炎症、黒ずみ🌹

 

 

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桑エキス(ソウハクヒエキス)の大きな特徴は「抗炎症作用」と「美白力」にあります。

 

ソウハクヒエキス以下は、おそらく1%以下の配合にはなるという、個人的な見解ですが、

かなり美白と毛穴に効果のあるエキスが他にも配合されてます。

 

ソウハクヒエキスは、メラニン抑制と紫外線防御効果がビタミンCの約30倍(チロシナーゼの活性を抑制する効果が優れているオキシレスベラトロールという成分。)

 

コウジ酸の約10倍あるといわれ、コウジ酸の分子はビタミンcなど、様々な美白成分のなかでトップクラスに粒子が細かいと言われています。

 

コラーゲンの生成やアンチエイジング効果も促します。美白効果としては、紫外線により活発になったメラニン色素の活動を抑え、しみやそばかすを防止。

あと!なんと、脇をはじめとする、ぜんしんの黒ずみにも効果的。 

以下、

 

クララエキス、オタネニンジンエキス、メリッサエキス の説明は前回の化粧水と同じ内容になります(^-^)

美白と毛穴のアプローチが高い植物エキスになります!

 


🌹クインズシードエキス 収れん、🌹

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🌹キサンタンガム ハリ、保護🌹

 

「キサンタンガム」は、多糖類の1つです。トウモロコシやサトウキビなどのでん粉に含まれる糖質を原料として、酸素の多い環境で細菌の力を使い発酵させることによって作られます。

キサンタンガムは、肌表面で保護膜を作る効果があるため、非常に高い保湿効果が期待できると言われています。幅広く使われています。

乳液や化粧水の成分として配合することにより、液体の粘度をあげ、肌のしっとり感を向上させることができるのです。肌にハリを出す効果が強いです。


🌹甘草フラボノイド  肌荒れ、美白、黒ずみ🌹

本来ダイエットサプリメントで、有名な甘草フラボノイドエキス。

甘草フラボノイドは甘草の根や茎から抽出された油溶性のエキスのことです。甘草はマメ科の植物で、グリチルリチン酸や、数多くのフラボノイドが含まれています。

フラボノイドとは、植物に含まれる色素成分である、ポリフェノールの一種です。

甘草フラボノイドは美白成分として使用されることが多くあります。それは、ビタミンCの何百倍もの美白効果があるといわれているからです。

 

本来のグリチルリチン酸ジカリウムは水に溶けやすいようにカリウムと結合させた、水溶性のグリチルリチンの誘導体です。

甘草フラボノイドは油溶性のため、水に溶けない「グラブルブリジン」が含まれているという特徴があります。

 

 

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ホホバオイル、マカダミアナッツ油は、保湿はもちろん、安定性のあるオイル

 

マカダミアナッツ油は、パルミトレイン酸とオレイン酸を多く含んでおり、人の肌に近いオイルと言われています。

肌への浸透力が高く、ベタつきがあまりないので、これからの乾燥が気になる季節によいと思います(^-^)
 

🌹ヒノキチオール🌹

 

もともと結核菌の殺菌作用があることで注目を集め、そのあと皮膚疾患や歯槽膿漏の治療などに利用されていて、最近では毛髪発育・発生促進などの作用から養毛剤や育毛剤などに利用されています。

最近では美白効果もあると言われています。

 

抗菌力や防腐剤としての効果から化粧品では、低刺激性や低アレルギー性化粧品の防腐剤として利用されることがあります。

 
🌹ウマスフィンゴ脂質 保湿🌹
 

セラミドと植物セラミドが、セレブロシドと言われています。

セレブロシドは、ヒト型セラミドほどの保湿力はないですが、セラミドに似た働きをします。

 

🌹クオタニウム45 

 

陽イオン合成界面活性剤

アミノビニル系の色素で抗菌性をもちます。 細胞賦活物質として自己修復機能を高めます。

殺菌防腐剤、帯電防止剤、にきび用や美白・エイジングケアを目的に化粧水、洗顔剤、パック、クリーム、シャンプー、育毛剤に使用されます。

特に悪いものではありません。

 

あとのヒドロキシステアリン酸コレステリルは、保湿、乳化剤、アミノ酸のセリン、抗炎症効果のグリチルリチン酸ジカリウムとなっています。

⭐︎まとめ⭐︎

読者様、気に入ってたら申し訳ないですが、ヒアルロン酸を減らしてサクランだけでも良いかと思います。

化粧水、乳液ともに美白と毛穴にターゲットを絞った、お肌に優しい化粧品ですので、安心して使い続けてほしいです(^-^)

 

乾燥したら、保湿をしっかりしてくださいね。